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中国繊維企業/ドル建て決済避ける

2008年04月21日 13:33    アクセス数:         
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広交会 元高加速に対応

 【上海支局】人民元の対米ドルレートの上昇が加速している。その影響を抑えるために、中国国内の繊維輸出企業は米ドル建て決済を避け、ユーロ、人民元など米ドル以外の通貨で価格交渉する傾向が見られる。

 現地報道によると、15日から開催中の広州交易会の繊維品出展企業から、「できるだけユーロ建て決済で契約したい」「ドル建て決済を拒否せざるを得ない」など、ユーロや英ポンドなど堅調な通貨での決済を求める声が多い。

 米ドルでオファした場合、レートを固定し、もしくは価格の有効期限を1~2カ月に定めるなどの対策を講じる。なかでは、オファ価格の有効期限を1週間のみにするケースもあるという。

 一方、価格転嫁に成功する一部の企業は、目下のところ米ドル建て決済を維持する姿勢を示す。インナー大手の江蘇ABの輸出業務はほとんど欧米向け。同社の殷紅良董事長は、本紙の取材に対して「当社の輸出商品は比較的付加価値の高いものが多い。人民元高によるコスト上昇についても欧米市場の主要取引先から理解を得ている。ドル建て決済を続ける」とし、今年の販売価格を平均8%ほど値上げしたことを明らかにした。

 今回の広州交易会では多数の輸出企業から値上げの要請があるとみられるなか、海外バイヤーにどれだけ受け入れてもらえるかに関心が集まる。


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